ゲッチョク 〜課外月直レポート〜


私は現在、「奨学米プロジェクト」というものに参加しています。これは、私たち学生がお米農家のお手伝いをする代わりに、収穫したお米を無料で頂けるというプロジェクトです。高齢化が進み、人材不足が深刻化している農村との交流機会を作ることで農業の現状を体験するきっかけを作り、日本の農業を活性化することを目標にスタートしました。今回お世話になっているのが山形県長井市にある「さわのはな倶楽部」のメンバー遠藤孝太郎さんと横澤芳一さんです。
お米作りは全て手作業で行い、さらにここで作ったお米は、「奨学米」として商品化され、そのパッケージ制作や販売にも参加する予定です。
私が奨学米プロジェクトに参加したのは、企画構想学科の平林教授の「プロジェクト型演習」という講義がキッカケでした。この奨学米プロジェクトは、もともと前慶応義塾大学大学院生の笠木恵介さんが提唱し、今現在、首都圏を中心に広まっている活動です。その笠木さんがゲスト講師として講義に来てくださり、プロジェクトについてお話をしてくださいました。そのお話を聞いて私は単純に「田植えって面白そう!やりたい!!」と思いこの活動に参加しました。私の他に6名の学生有志が集まり活動しています。

5月にプロジェクト最初の活動となる田植えをしました。雨天の場合は、簑(みの)を着ての作業になります。慣れない作業のせいか、田植えの列が崩れたり、他の人の列に植えていたりと、アクシデントも多かったのですが、参加した学生全員が楽しく作業をすることが出来ました。無事に総面積2haの田植えも完了です。人生初のとても貴重な経験が出来たと思っています。
また、豊作を願っての1,236mの葉山登山も実施しました。高校時代、柔道をしていたので体力には自信があったのですが、1時間程で足が思うように動かなくなり「帰りたい。」と思い始めました。しかし、奨学米の豊作への想いと一所懸命頑張っている仲間の姿から、私も何としても登り切らなくてはという気持ちになり、最後まで登り続けました。およそ3時間をかけて頂上に着いた時の達成感と言ったら今まで味わったことのない程のものでした。この日のお昼ご飯は今までで一番美味しく感じたご飯だったかもしれません。
この活動を通してたくさんの方にお会いし、たくさんのことを学びました。米農家の遠藤さんと横澤さんからはもちろんですが、その他にも、一緒に登山をしたお2人の奥さんには辛い時こそ笑顔でいることの大切さや心の広さ、遠藤さんの知り合いで栃木県で梨農家をしている方からは人の温かさを学ぶことが出来ました。

現在、奨学米プロジェクトは、福島県や新潟県にも拡大し始めています。さらに今後この活動が全国に広まり、日本の米食文化の発展と学生の食生活にいい影響を与えられるように活動していきたいです。私たちはこれから、奨学米の商品化に向けて稲刈りやPRを頑張っていきたいと思います。11月23日にはビッグウイングで奨学米の販売をする予定です。お時間のある方は私たちが活動する姿をその目でお確かめください。
奨学米サイトURL:
http://syougakumai.com/index.html
さわのはな倶楽部URL:
www.sawanohana.jp















